共済事業の収支状況（全国生協連）

当年度、全国生協連がご加入者からお預かりした掛金は、すべての共済の合計で6,568億円でした。その中から、共済事故に遭われたご加入者にお支払いした共済金は3,335億円、事業経費等を差し引いた後の事業剰余金は2,170億円となりました。このうち割戻引当金としては前年度を上回る1,896億円を計上し、本年8月初旬にお戻しすることとなり、当年度のご加入者への還元率（共済金の給付率+割戻率の合計）は約80%となりました。

なお、近年多発する大規模災害や、パンデミックなどの発生に備え、確実な共済金のお支払いを遂行するために、共済事業全体で受入掛金総額の2.2%にあたる146億円を異常危険準備金繰入として計上し、支払財源の強化・向上に努めました。